K・Sさんの通院期間は、2022年4月中旬から10月中旬の半年間です。
40年前には痛みもあったし、角度にも気付いていたそうです。
その後痛みもなくなったという事で、放っておいたそうです。
でも最近になって、「このままではまずいぞ」という事で、当センターに
お見えになりました。
主訴
外反母趾
放っておいたせいもあって、K・Sさんの外反母趾は、痛みはなくても角度については、
かなり進行していました。
内反小趾
K・Sさんの右足が内反小趾になっています。
外反母趾に比べると、内反小趾の角度はそれほどでもありませんが、軽度の内反小趾です。
扁平足
K・Sさんは足の裏の外側を、地面に接しているのではなく、足の裏の真ん中あたりを、
地面に接している状態です。
ちょうど中指と踵のラインが着いていると思って下さい。
ビフォー
ビフォー | 右足 | 左足 |
親指の角度 | 41.8度 | 30.6度 |
小指の角度 | 13.0度 | 5.8度 |
K・Sさんの外反母趾は、右足は40度を越え、重度になっています。
左足の外反母趾も中程度真ん中を越えてしまっています。
アフター
アフター | 右足 | 左足 |
親指の角度 | 34.7度 | 26.9度 |
小指の角度 | 10.9度 | 5.5度 |
K・Sさんの外反母趾は、両母趾とも改善が見られ、特に重度だった右足の外反母趾は、
中程度の真ん中に近づいて来ました。
右の内反小趾は、もう少しで内反小趾の枠から抜け出せそうです。
そして今まで、中指と踵のラインで立っていたK・Sさんですが、足の裏の外側で
立てるようになりました。
角度の変化 | 右足 | 左足 |
親指の角度 | -7.1度 | -3.7度 |
小指の角度 | -2.1度 | -0.3度 |
足幅 | -1㎜ | -1㎜ |
改善はしましたが、K・Sさんの右の親指の外反母趾は、まだ中程度。
もう少し頑張って、あと5度改善させ、20度台にしたいとおっしゃっていました。
今まで頑張れたのだから、大丈夫ですね。