W.Hさんの通院期間は2月初めから7月初めまでの5か月間です。
現在大学生のW.Hさんは、小さい頃からシンデレラ風のヒールのある靴が好きで、
良く履いていたそうです。
この年齢にも関わらず、かなり外反母趾は進行していて、靴を履くと痛みもあります。
何とか辛い痛みを治したいという事で来院されました。
主訴
外反母趾
痛みは両足に出ていて、親指の付け根のところが痛みます。
靴はどんな物を履いていても痛むそうです。
魚の目
右足の人差し指と中指の付け根のウラの間に、魚の目が出来ていて、
体重がかかると痛むのだそうです。
ビフォー
ビフォー | 右足 | 左足 |
親指の角度 | 41.0度 | 47.3度 |
15度を越えると外反母趾で、20度を越えると中程度、そして40度を越えると
重度の外反母趾になります。
W.Hさんは、両足とも重度の外反母趾ですが、左足はより重症度が進んでいました。
アフター
新型コロナウイルス拡大の影響で、ステイホームや大学の授業がリモートになったり、
外を歩く機会のすっかり減ったW.Hさんですが、家の中でしっかり【ゆるかかと歩き】
を実行した結果がこちらです。
アフター | 右足 | 左足 |
親指の角度 | 29.2度 | 37.1度 |
両足とも重度の外反母趾だったW.Hさんですが、5か月間で中程度まで大幅改善する
ことが出来ました。
親指の付け根の飛び出し具合も、少しなだらかになり、小指側もスッキリした感じ
になりましたね。
親指の付け根の痛みはもちろん無くなりました。
角度の変化 | 右足 | 左足 |
親指の角度 | -11.8度 | -10.2度 |
それでもまだまだ外反母趾の角度のきついW.Hさんですが、このまま【ゆるかかと歩き】
を続けていけば、親指付け根の飛び出しもさらに減ってくるでしょう。
頑張ってくださいね。