N・Kさんの通院期間は、2020年8月末から2021年2月末の6ヶ月間です。
一日立ち仕事のため、疲労感と背中や腰、膝などあちこちに痛みがある、いわば
満身創痍の状態ですが、一番の悩みは内反小趾でした。
主訴
内反小趾
内反小趾は外反母趾とは逆に、体の内側(薬指側)に曲がっていく病気です。
N・Kさんの小指の付け根辺りの痛みは10年位前からありましたが、ここ2~3か月は
靴を履こうと履くまいと痛みがあります。
お仕事にも支障が出かねないので、何とか痛みを取りたいと来院されました。
ビフォー
ビフォー | 右足 | 左足 |
小指の角度 | 39.3度 | 33.4度 |
小指の角度は、30度を越えると重度になります。
N・Kさんの小指の角度は、両足とも30度を越えていますので、重度の内反小趾です。
足がグラついて不安定なため、指に力が入って立ち気味になっています。
指の上側が靴に当たるためか、それぞれの指の上にタコが出来ていますね。
アフター
N・Kさんの6ヶ月間の成果がこちらです。
アフター | 右足 | 左足 |
小指の角度 | 30.2度 | 28.5度 |
右足の小指は、かなり重症度の強い内反小趾でしたが、もう少しで中程度になる
ところまで来ました。
左の小指は中程度になり、指の上に出来ていたタコもなくなりました。
また、「生まれてから今まで、足に霜焼けが出来なかったことがない。」
と言い切るN・Kさんの足に奇跡が起こりました。
今年初めて足に霜焼けが出来なかったのです。
角度の変化 | 右足 | 左足 |
小指の角度 | -9.1度 | -4.9度 |
足幅 | -6.4㎜ | -2.6㎜ |
今ではすっかり足の小指側の痛みもなくなったN・Kさんは、さらに素敵な足を
目指して、【ゆるかかと歩き】を続けるそうです。